グランドフィナーレ!!さらば「杉並みんなの食堂」
- 3 日前
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朝は雪が降ったこの日、午後からは晴れ渡り、少し肌寒いものの穏やかな天候に恵まれました。いよいよラスト。3年にわたって開催してきた「杉並みんなの食堂」の最終日です。
●過去最高・全174食
街のフード店を見ていると、テイクアウト需要は徐々に増え、コロナ禍をきっかけに一気に加速したように思います。その後も「テイクアウトをやめました」というお店は、ほとんど見かけません。
データによればデリバリーはコロナ後に少し減ったようですが、それでもテイクアウト需要自体は下がっていないようです。
「居場所創出」というスローガンのもと、私たち子ども食堂は「イートイン」にこだわりすぎていたのかもしれません。
とはいえ、ご飯を作った側としては、やはりその場でおいしく食べていってほしい。
来てもらったからには、少しでも楽しい時間を過ごしてもらいたい。
そんな思いも強くあるのです。
●ファイナルスペシャル
好きなだけ取れるお菓子、クッキー、ノート、カップ麺…。
特別な高級品があるわけではありませんが、何かが豊富にあって、残りを気にせず手に取れる瞬間というのは、案外なかなか体験できないものではないでしょうか。
がっきー社長はその昔、家族の集まり(70名ほど)でアメリカを訪れたことがあります。数日間のプログラムの間、お菓子やジュースは完全に飲み放題・食べ放題でした。
当然それを用意してくれたのは大人たちですが、そのときの嬉しさは、今でもはっきり覚えています。
同じ…とは言えないかもしれませんが、今度は私の番。
できるだけたくさんのものを用意しました。
おかげさまでそのほとんどがなくなり、会場には積み重なる段ボールの山。
最後にふさわしいイベントになったと思います。
●イタリアンティラミス
ケーキも考えたのですが、運搬や保管の制限もあり、今回のスペシャルデザートはティラミスにしました。
イートインの方には、ほぼ全員に行き渡ったのではないかと思います。
それほど癖の強い味ではないので、子どもたちにも大人にも楽しんでもらえるのではないかと考えました。
ただしリキュールが入っているため、担当スタッフからはひとこと注意喚起を添えさせていただきました。
●多くの感謝をいただきました
受付では、多くの方に
「いままでありがとうございました」
と声をかけていただいたのが印象に残っています。
月に一度だけの食堂が、「ありがとう」をいただけるほどの価値を持っていたのか、最後まで確信は持てませんでした。
それでも、たとえお世辞だったとしても、労いの言葉をいただけたのは本当にうれしいことでした。今までのように「またきてね」と言えないのが辛かったです。
みなさんが参加してくれたおかげで、がっきー社長にも一生の思い出ができました。
願わくは、参加してくれた子どもたちの記憶に残り、いつか子ども食堂(あるいは別の何か)を主催する側になってくれたらいいな、と思ったりします。
それまで私が生きているかはわかりませんが(笑)。
●オマージュ定期券
誰にも気づいてもらえないほど歳をとってしまったのか、受付でみなさまにお配りしたのは、かつて日本中を席巻したアニメ『銀河鉄道999』(1979)のパスポートをオマージュして作った名刺です。
運営母体である一般社団法人フォレストを構成する、がっきー社長と里さんの連絡先が記載されています。
もし何かお困りごとがあったとき、あるいは単に話したくなったときでも、遠慮なくご連絡ください。
いつでも話し相手になりますゆえ。
●数多くの人に支えられて
「杉並みんなの食堂」を一緒に立ち上げてくれた朝澤夫妻。
会場を手配してくださり、食堂としてさまざまなお世話をしていただいたNPO法人ゆるゆるma-maの小松崎さん。
杉並区社会福祉協議会のみなさま。
お米や食材を寄付してくださった数多くの企業・団体のみなさま。
金銭的な寄付で支えていただいた関係者各位。
地域の小学校のみなさま。
ボランティアとして労をとっていただいた方々。
そして何より、参加してくださったみなさま。
みなさまがいなければ、この食堂はもっと早くに消えていたかもしれません。
またどこかでお会いできる日まで。
どうかお元気で。



















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